結婚指輪を買取することで生じる問題点
プレゼントでアクセサリーを相手に贈ることはありますが、中にはそれらを売却する場合もあります。
プレゼントというのは贈られた方に所有権があるので、その処遇については贈り主が口を挟むことはできないというのが原則ですが、特別な記念である場合には問題が生じるケースがあります。
その代表は異性間で行われる婚約指輪や結婚指輪であり、これらを売却する場合にはトラブルが生じることもあるでしょう。
結婚をすると夫婦が共同で作った財産は共有になり、勝手に処分することができなくなります。
しかし、結婚する以前であればそれは個人の財産であり、相手から対応について指示を受けることはありません。
これは結婚指輪も同じであり、結婚後に贈られたのであれば共有財産に該当しますが、行政機関に届け出を行っていなかったり、法律的に夫婦と認められる関係でなければ個人の所有物という扱い方になっています。
指輪の買取は古物商の資格を所持している業者であればどこでも行うことができ、適正な価格で買い取ってもらえます。
ただし、リングの部分にイニシャルなどが刻印していると新たな所有者が嫌悪感を持つ可能性があるため、宝石部分だけの価値になります。
宝石は種類によっては転売しても価値が下がりにくいものもありますが、中古で買い取る場合には購入額よりもかなり安くなるのが一般的です。
結婚指輪を転売するのは婚姻関係を持った時期が大きく関係しますが、単なるプレゼントに該当していても贈り主の強い気持ちがあるので、買取に出す前に話し合いをすることをおすすめします。
